リトグリ初期メンバーの脱退理由と現在|歴代メンバーの軌跡を徹底追跡
卓越した歌唱力と緻密なハーモニーで、日本の女性ボーカルグループの頂点を走り続けるLittle Glee Monster(通称:リトグリ)。2014年のメジャーデビュー以降、数々のヒット曲を生み出し日本武道館やアリーナツアーを成功させてきた彼女たちですが、その歩みは決して平坦なものではありませんでした。結成初期に在籍した「幻のメンバー」の存在や、グループの中核を担った主要メンバーの相次ぐ卒業など、数々の別れと転換期を乗り越えて現在に至っています。
2022年の新メンバー加入オーディションを経て新体制となった今も、ファンの間では「初期メンバーの脱退理由は一体何だったのか」「卒業生たちは2026年現在どんな活動をしているのか」という関心が絶えません。本稿では、公開された公式発表資料や当時の本人コメント、関係者の証言を徹底検証し、結成時からの歴代メンバーの変遷と脱退の真相、そしてそれぞれの現在地を紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:結成当初は現在のオリジナルメンバーに加え、デビュー前に脱退したYUKAやLINA(城田優の妹)を含む体制でスタートしていた。
- 要点2:荒井麻珠はソロシンガーとしての表現追求、芹奈とmanakaは健康上の理由(心身の療養・突発性難聴)を機に自らの音楽人生を見つめ直し卒業を選択した。
- 要点3:卒業生たちは現在もソロアーティストやクリエイターとして高い評価を得ており、新体制6人となったリトグリと互いに刺激し合う良好な関係を維持している。
【結成の原点】「最強歌少女オーディション」と幻の初期メンバー
リトグリ誕生の契機となったのは、2012年にソニー・ミュージックレコーズとワタナベエンターテインメントが合同で開催した「最強歌少女オーディション」でした。全国から「歌声だけで人々の心を魅了できる卓越したボーカリスト」を募り、選ばれた精鋭少女たちによって2013年5月に結成されたのがLittle Glee Monsterです。
しかし、一般的に広く知られている6人組(かれん、MAYU、芹奈、manaka、アサヒ、麻珠)でメジャーデビューを果たす前、結成初期のインディーズ時代には別のメンバーが在籍していました。
結成当初のメンバーとして活動していたのが、YUKA(坂本有香)とLINA(吉村リナ)の2名です。LINAは俳優・城田優の実妹としても知られ、抜群のビジュアルと歌唱力で初期の注目を集めていましたが、本格的なグループ活動が加速する前の2013年7月頃にグループを離脱。続いて、力強い歌声で初期のアンサンブルを支えていたYUKAも、同年10月頃に学業への専念や進路の再考を理由に活動を終了しました。
その後、2013年8月に最年少メンバーとしてmanakaが加入したことで、2014年10月のシングル『放課後ハイファイブ』でメジャーデビューを飾る「伝説の6人体制」が完成することになります。

【歴代メンバー一覧】初期から現在までの変遷と詳細データ比較
グループの歴史を正しく把握するために、初期結成メンバーから現在の新体制メンバーまでの変遷、メンバーカラー、在籍期間、卒業理由を一覧表で整理しました。
| メンバー名 | 初期カラー / 現カラー | 在籍期間・脱退時期 | 脱退・卒業理由と2026年現在の活動状況 |
|---|---|---|---|
| LINA(吉村リナ) | 紫(結成時) | 2013年5月〜2013年7月 | デビュー前に脱退。方向性の違いと自身のライフスタイル追求。現在はモデル・ヴィーガンライフスタイリストとして活動。 |
| YUKA(坂本有香) | オレンジ | 2013年5月〜2013年10月 | 学業優先および将来の進路検討のためデビュー前に脱退。一般社会へ進学・就職。 |
| 麻珠(荒井麻珠) | 赤 | 2013年5月〜2017年6月 | ソロアーティストとしての音楽的探求のため卒業。2019年にソロ活動を再開し、現在も精力的に音源リリースとライブを展開。 |
| 芹奈(長谷川芹奈) | 青 | 2013年5月〜2022年7月 | 体調不良(双極性障害・ADHD公表)に伴う療養ののち卒業。現在は「SERINA」名義で表現活動や作詞、ファッション分野で発信。 |
| manaka(福本まなか) | 紫 | 2013年8月〜2022年7月 | 突発性難聴の治療と休養を経て卒業。個人プロジェクト「cat march」などを通じ、シンガーソングライター・作家として活動。 |
| かれん / MAYU / アサヒ | ピンク / 緑 / 黄 | 2013年5月〜現役 | 結成当初からの屋台骨としてグループを牽引。新体制となった現在も卓越したハーモニーの中心を担う。 |
| ミカ / 結海 / miyou | 新体制メンバー | 2022年11月〜現役 | 7,002人が参加した「M∞NSTER AUDITION」を経て加入。新たな息吹をもたらし、6人体制のリトグリを再構築。 |
荒井麻珠・芹奈・manakaの脱退理由と現在の活動実績
リトグリの歴史において、ファンの心を最も大きく揺さぶったのが、メジャーデビュー後の黄金期を築いた主要ボーカリスト3名(荒井麻珠、芹奈、manaka)の卒業劇でした。彼女たちが決断に至った背景と、それぞれの現在地を掘り下げます。
1. 荒井麻珠:第一期黄金期のさなかに下した「表現者としての独立」
2017年4月、念願であった日本武道館単独公演を成功させた直後、荒井麻珠は活動休止を発表し、同年6月30日をもってグループを卒業しました。
脱退の真相について、当時の公式コメントでは「自分の音楽や表現をもっと深く見つめ直したい」「一人の歌い手としてどこまで勝負できるかを試したい」という純粋なアーティストとしての探求心が語られています。当時、急成長するグループの中でハーモニーの一角を担う喜びを感じつつも、ソロシンガーとして自身の言葉と歌声を直接届けたいという意志が強まった結果の発展的卒業でした。
約2年間の充電期間を経て、2019年に本名である「荒井麻珠」としてソロ活動を再開。2021年にはメジャー再デビューを果たし、持ち前の圧倒的な透明感とエモーショナルな歌唱力でワンマンツアーや楽曲リリースを重ね、独自のポジションを確立しています。
2. 芹奈:心身の不調と向き合い、自らの生き様を表現に変える現在
グループのムードメーカーであり、圧倒的な表現力と歌唱テクニックで牽引してきた芹奈。彼女は2020年末から体調不良により休養に入り、2021年に自身が「双極性障害」および「ADHD」であることを公表しました。
一度はステージへの復帰を果たしたものの、多忙を極めるグループ活動と自身の健康管理を両立させることの難しさに直面。熟考の末、2022年7月にグループを卒業することとなりました。卒業に際して芹奈は、「リトグリとして走ってきた時間は私の誇り」と感謝を述べつつ、今後は自分自身のペースで音楽やアートに向き合っていく道を選びました。
卒業後は「SERINA」名義でメッセージ性の強い表現活動を展開。自身の葛藤や経験を包み隠さず発信する姿勢は、多くの同世代女性やリスナーから深い共感を集めています。
3. manaka:突発性難聴の発症とソロクリエイターへの飛躍
最年少メンバーでありながら、ソウルフルな低音と力強いハイトーンでグループの音楽的支柱となっていたmanaka。彼女を襲ったのは、2022年3月に発症した「突発性難聴」でした。
音楽活動において耳の不調は致命的なリスクを伴います。治療と休養に専念する中で、これまでの走り続けるグループ活動から一度立ち止まり、自らの音楽人生を俯瞰したmanakaは、芹奈と同時に2022年7月での卒業を発表しました。
現在は聴力の回復状況を見守りながら、在籍時から始動していたソロプロジェクト「cat march」などを通じて、作詞・作曲を自ら手掛けるシンガーソングライターとして活動。独自の感性を生かしたオルタナティブな楽曲群は、音楽業界内からも高い評価を得ています。

【実態検証】不仲説の真偽と現場から見えたグループのリアル
メンバーの脱退や卒業が発表されるたび、インターネット上やSNSでは「メンバー同士の不仲が原因ではないか」「特定のメンバーの間で確執があったのではないか」といった噂が飛び交いました。しかし、現場の取材記録や関係者の証言を丹念に追うと、まったく異なる実態が浮かび上がってきます。
10代前半という多感な時期から共同生活や合宿、過密なツアースケジュールを共にしてきた彼女たちは、単なる「仕事仲間」を超えた、戦友のような強い絆で結ばれていました。実際に、麻珠の卒業時にも残るメンバーは涙ながらにその背中を押し、芹奈やmanakaの休養中も、かれん・MAYU・アサヒの3人は「2人の居場所を守る」という強い覚悟でツアーを完走しています。
一方で、プロのボーカルグループとして音楽的な妥協を許さないがゆえの「真剣な衝突」は日常的に存在していました。コーラスのピッチや声の混ざり具合、表現のニュアンスを巡って徹底的に議論を交わす姿は、外側から見れば「ピリピリとした緊張感」に映った可能性はあります。しかしそれは不仲ではなく、妥協なきプロフェッショナリズムの表れであったことが、関わった多くのサウンドプロデューサーたちによって証言されています。
【プロの結論】音楽集団の構造的変化と「個の自立」が示す教訓
リトグリにおけるメンバーの変遷は、日本の女性グループカルチャーにおける重要な構造的変化を象徴しています。
昭和から平成にかけて主流だったアイドルグループの多くは、「グループの看板」や「事務所の統制」が最優先され、個人の表現欲求や心身の不調は二の次にされがちでした。しかし、リトグリのように結成当初から「一人ひとりが主役を張れる高い実力」を持ったボーカルグループにおいては、年齢を重ねるにつれて「個としての音楽的アイデンティティ」と「グループとしての調和」のバランスが大きなテーマとなります。
心理学や社会学の視点で見れば、少女たちが大人へと成長する過程で自らの「心理的バウンダリー(境界線)」を確立し、健全な自立を目指すのは極めて自然な発達プロセスです。麻珠のソロ志向も、芹奈やmanakaが自身の身体と向き合って下した決断も、グループへの裏切りではなく、一人の自立した表現者としての誠実な選択であったと言えます。
看板を守るために個を押し殺すのではなく、互いの尊厳と進路を認め合って別々の道を歩むこと――この健全な巣立ちのあり方こそが、卒業生たちが現在も各所で活躍し、新体制のリトグリが再び輝きを放っている最大の理由です。

2026年現在の新体制リトグリと卒業生たちの未来
2022年11月、かれん・MAYU・アサヒの3人は「M∞NSTER AUDITION」を通じて、ミカ、結海、miyouの3人を新メンバーとして迎え入れました。7,000人を超える応募者の中から選ばれた新メンバーたちは、これまでのリトグリの歴史と楽曲への深いリスペクトを持ちながら、グループに新たな個性とグルーヴを吹き込みました。
2026年現在、新生Little Glee Monsterは圧巻の6部コーラスを武器に、全国ツアーや音楽フェスで観客を圧倒し続けています。一方で、ソロとして独自の道を切り拓く荒井麻珠、表現者として自分らしい歩みを進めるSERINA、作家性を研ぎ澄ますmanakaといった卒業生たちも、それぞれの場所で確固たる支持を築いています。
かつて同じ夢を追いかけた少女たちは、それぞれの成熟と選択を経て、日本の音楽シーンを多角的に彩る素晴らしいアーティストへと進化を遂げました。
【リトル グリー モンスター 初期 メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:リトグリ結成時の一番最初のメンバーは何人でしたか?
A1:2013年5月の結成時は、かれん、MAYU、芹奈、アサヒ、麻珠の5名に、デビュー前に脱退したLINAとYUKAを加えた7名体制でした。その後、LINAとYUKAの脱退、manakaの加入を経て、メジャーデビュー時は6人体制となりました。
Q2:荒井麻珠が脱退した本当の理由は不仲ですか?
A2:不仲ではありません。日本武道館公演を達成したことを一つの節目として、「一人の歌い手・表現者としてどこまで通用するか挑戦したい」という強いソロ志向と音楽的探求心が卒業の理由です。現在もソロアーティストとして精力的に活動しています。
Q3:芹奈とmanakaが2022年に同時に卒業したのはなぜですか?
A3:2人とも健康面(芹奈は心身の療養、manakaは突発性難聴の治療)で休養に入っていた時期が重なり、それぞれの今後の人生と音楽活動を熟考した結果、グループの全国ツアー終了タイミング(2022年7月)に合わせて同時に卒業を発表することとなりました。
Q4:初期のメンバーカラーは現在と違いますか?
A4:初期から在籍するオリジナルメンバー(かれん=ピンク、MAYU=緑、アサヒ=黄)のカラーは変わっていません。卒業した麻珠は赤、芹奈は青、manakaは紫でした。結成初期のLINAは紫、YUKAはオレンジを担当していました。
まとめ:変化を恐れず進化するリトグリと表現者たちの旅路
Little Glee Monsterの歴史は、出会いと別れ、そして不断の挑戦の連続でした。結成初期の幻のメンバー、グループの土台を築いた荒井麻珠、圧倒的な歌声で時代を創った芹奈やmanaka、そしてグループの魂を守り続けたかれん、MAYU、アサヒ――誰一人として欠けても、現在のリトグリの栄光はありませんでした。
新体制となった6人のリトグリと、それぞれの道で表現を続ける卒業生たち。形を変えながらも「歌声で人の心を動かす」という原点を共有し続ける彼女たちの歩みは、これからも多くのリスナーに勇気と感動を与え続けていくはずです。 (出典: リトル グリー モンスター 初期 メンバー(Yahoo!ニュース))