水曜どうでしょう聖地・平岸高台公園の現在!旧HTB跡地と見どころ網羅
北海道テレビ放送(HTB)が生んだ伝説の深夜番組『水曜どうでしょう』の「前枠・後枠」のロケ地として、全国の藩士(番組ファン)から今なお圧倒的な支持を集める札幌市豊平区の平岸高台公園。若き日の鈴井貴之と大泉洋が体を張り、時に雪まみれになりながら数々の爆笑劇を生み出したすり鉢状の緑地は、放送開始から四半世紀以上が経過した2026年の現在も特別な磁場を放ち続けています。
2018年秋にHTB本社が札幌市中央区の複合ビル「さっぽろ創世スクエア」へ完全移転し、旧社屋跡地の再開発が進んだことで、現地の景観は一変しました。「旧社屋がなくなった今、公園はどうなっているのか?」「聖地巡礼の見どころや記念碑の状況は?」という疑問を持つ旅行者に向けて、現地の最新の様子、アクセス・駐車場情報、冬のソリ滑り文化まで徹底的に紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:旧HTB本社移転後もロケ地である名物の芝生斜面は完全に保全され、2021年設置の公式記念レリーフが新たな巡礼拠点となっている。
- 要点2:公園内に専用駐車場は一切ないため、地下鉄南北線「南平岸駅」から徒歩約5分のアクセスルート利用が鉄則となる。
- 要点3:冬場は名物のソリ滑り場として地元の子どもたちで賑わうため、住宅街としての生活環境を尊重したマナー維持が不可欠である。
【2026年最新】水曜どうでしょう聖地「平岸高台公園」の現在と旧HTB跡地
かつて公園のすぐ隣にそびえ立ち、屋上から巨大なマスコットキャラクター「onちゃん」が街を見下ろしていたHTB旧本社ビル。2018年9月の新社屋移転後、旧社屋の解体工事が進められ、跡地は戸建て分譲住宅街「ピースフルタウングランヒルズ平岸」などへと姿を変えました。放送当時の「テレビ局の裏庭」という風情は失われたものの、番組ファンが愛した公園自体のランドスケープは、札幌市の都市公園としてしっかりと守られています。
2026年現在の平岸高台公園は、新築の美しい住宅街に囲まれた閑静な丘陵地として穏やかな時間を刻んでいます。旧社屋にあったスタジオや喫茶コーナーこそ存在しないものの、敷地内にはHTBと札幌市によって整備された記念碑が建立され、単なる一地方の公園を超えた「カルチャーの記念碑的空間」として公式に認知されています。
番組ディレクター陣(藤村忠寿氏、嬉野雅道氏)が自著やトークイベントで「あの公園の斜面があったからこそ、どうでしょうのテンポ感が生まれた」と回顧するように、現場には画面越しに感じられた傾斜の迫力がそのまま残っています。テレビの歴史を刻んだ現場として、北海道を訪れるカルチャー層にとって外せない目的地です。

聖地巡礼で外せない見どころ|記念碑レリーフから名物斜面まで
札幌市豊平区平岸高台公園を訪れる際、絶対にチェックしておくべきスポットは主に3点あります。現地での鑑賞価値を最大化するための見どころを整理しました。
1. 水曜どうでしょう「前枠・後枠」のロケ地である芝生斜面
公園の中核をなすのが、すり鉢状に広がるダイナミックな傾斜地です。カメラが設置されていた高台の平坦部から見下ろすと、大泉洋がジャージ姿で走り抜け、鈴井貴之が奇抜な衣装で滑り降りたあのアングルが視界いっぱいに広がります。ファンの多くが「画面で見る以上に急勾配であること」に驚嘆します。斜面の上からの見晴らしは素晴らしく、遠く手稲山方面の稜線まで見渡せる札幌屈指のビュースポットでもあります。
2. HTB開局50周年記念「水曜どうでしょう記念碑(レリーフ)」
2021年に公園上段の一角に設置された記念レリーフは、巡礼者にとって最大のハイライトです。番組のオープニングイラストや名セリフ、onちゃんのシルエットが精巧なブロンズ調レリーフとして刻み込まれており、長年愛されてきたコンテンツの重みを感じ取ることができます。記念碑の前で写真を撮影するファンの姿が日常的な光景となっています。
3. 旧HTB社屋の面影を残す案内板と銘板
かつて局舎が建っていた隣接エリアとの境界付近には、ここが長年にわたり北海道のテレビ文化を牽引したHTBの本拠地であったことを示す案内サインが設置されています。激動の平成カルチャーがこの丘から全国へ発信されたという歴史的事実を静かに物語っています。
【現地検証データ】アクセス方法・駐車場事情・季節ごとの注意点
平岸高台公園を訪問する上で、最もトラブルになりやすいのが交通手段の選択です。編集部が現地状況と交通インフラを徹底調査し、最適な訪問手段をまとめました。
| 移動手段・項目 | 詳細・数値データ | 一般的な基準・相場 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 地下鉄+徒歩ルート | 南平岸駅(西出口)から徒歩約5分(距離約350m / 標高差約25m) | 大通駅から地下鉄南北線で約8分(片道250円) | 最も推奨。駅直結のスーパー横から続く「HTB坂」を登る王道ルート。 |
| 駐車場事情 | 公園専用駐車場:0台(完全不可) | 周辺コインパーキング:徒歩3〜6分圏内に数箇所(30分100〜200円) | 路上駐車は厳禁。住宅街のため警察の巡回頻度が高く、コインパーキング利用必須。 |
| 夏期・秋期の環境 | 芝生の緑が鮮やか。見学所要時間の目安は20分〜40分 | 日中の平均気温:18℃〜26℃(歩行快適) | 番組のクラシックな雰囲気を味わうのに最適。緑地でのんびり過ごせる。 |
| 冬期の環境(積雪期) | 積雪深:50cm〜100cm超。斜面は圧雪・凍結状態 | 防寒靴・滑り止めスパイク必須(転倒リスク高) | 名場面の追体験ができるが足元は極めて危険。防寒・防水装備を徹底すること。 |
南平岸駅から公園へ向かう道中は、通称「HTB坂」と呼ばれる急な上り坂です。徒歩わずか5分程度ですが、想像以上の傾斜があるため、歩きやすい靴での来訪をおすすめします。

【実態検証】利用者の生の声と現場目線で見えたリアル|冬のソリ滑りと地域共生
平岸高台公園のもう一つの重要な顔が、「札幌市民の憩いの場」としての機能です。特に冬(12月下旬〜3月上旬)になると、公園のすり鉢状斜面は近隣の子どもたちが集まる天然の巨大ソリ滑りゲレンデへと様変わりします。
番組ファンにとっては「大泉洋や鈴井貴之がソリで激突したあの斜面」ですが、地域コミュニティにとっては半世紀以上にわたり受け継がれてきた冬の遊び場そのものです。週末になると、色とりどりのウェアを着た親子連れがプラスチック製ソリや米袋を持って集まり、歓声をあげながら斜面を滑走する光景が見られます。
SNSや口コミサイトにおけるファンの声を検証すると、次のようなリアルな体験談が多く寄せられています。
「聖地巡礼として訪れたが、地元の子どもたちが楽しそうにソリ滑りをしていて心が温まった。テレビ番組の舞台である以前に、地域に深く愛されている公園なのだと実感した」(30代男性・東京都在住)
「冬の斜面を登ろうとしたらツルツルに凍っていて途中で滑落しかけた。番組で二人が転げ落ちていた理由が身をもって理解できた」(40代女性・大阪府在住)
観光地化されすぎず、地域のリアルな生活の中に聖地が溶け込んでいる点こそが、平岸高台公園が持つ独特の情緒と言えます。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|聖地巡礼のマナーとトラブル防止
全国から多くの旅行者が訪れる人気スポットである一方、現地ではネット上の不正確な情報やマナー違反による懸念も存在します。訪問前に知っておくべき3つの盲点を明かします。
誤解1:「公園内に大型駐車場がある」という思い込み
地方の観光地感覚でレンタカーで乗り付ける旅行者が後を絶ちませんが、公園自体には一般来園者用の駐車場は1台分も存在しません。公園周囲の道路は道幅が狭い生活道路であり、短時間の停車であっても近隣住民の車の出入りを妨げます。車でアクセスする場合は、南平岸駅周辺のコインパーキングに駐車し、徒歩でアプローチするのが最低限のルールです。
誤解2:「大声をあげて番組のモノマネやロケ撮影をしてよい」という錯覚
公園の周囲は完全な第一種低層住居専用地域を中心とする住宅街です。早朝や夕暮れ時、深夜帯に大声で番組のセリフを叫んだり、騒がしく動画配信を行ったりする行為は、地域住民への深刻な騒音迷惑となります。記念撮影は周囲への配慮を怠らず、静かに行う姿勢が求められます。
誤解3:「旧HTB社屋に入ればグッズが買える」という古い情報
過去のガイドブックを頼りに訪れた旅行者が、「社屋がない」と困惑するケースが今も見られます。現在、HTB公式グッズの購入や大型onちゃんモニュメントとの記念撮影を行いたい場合は、平岸ではなく地下鉄大通駅・さっぽろ駅直結の「さっぽろ創世スクエア(HTB本社1階)」へ向かう必要があります。平岸高台公園と創世スクエアの2箇所をセットで巡るのが、2026年現在のスマートな巡礼コースです。

【プロの結論】コンテンツツーリズムの視点から見る「平岸高台公園」の普遍的価値
観光社会学やコンテンツツーリズム(聖地巡礼論)の視点において、平岸高台公園は非常に稀有な成功モデルです。一般的なアニメや映画のロケ地は、ブームの終息とともに訪問者が激減するか、過度な商業化によって本来の景観が損なわれるジレンマを抱えがちです。
しかし平岸高台公園は、商業的な店舗や派手な看板を一切増設せず、自治体と放送局が「地域の公園景観」を最優先で維持してきました。その結果、番組ファンは「何もない公園の斜面」に立ち、自らの記憶と番組の文脈を重ね合わせるという、極めて純度の高い文化的体験を享受できています。
【プロの判断基準】平岸高台公園の訪問をおすすめできる人・慎重になるべき人
訪問を心からおすすめできる人:
- 『水曜どうでしょう』の歴史や北海道カルチャーに深い敬意を持っているファン
- 静かな住宅街の景観や、高台からの札幌の街並みをゆったり楽しみたい旅行者
- 公共交通機関を使って、現地の空気感を五感で味わいたいバックパッカー
訪問に慎重になるべき人:
- 大型商業施設のような観光体験やお土産ショップを公園現地に期待している人
- 車を横付けして手軽に記念撮影だけを済ませたいと考えているドライバー
- 冬場の積雪路面を歩く装備(滑り止め靴や防寒具)を準備していない旅行者
【平岸 高台 公園】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:平岸高台公園に駐車場はありますか?車で行く場合の注意点は?
A1:公園専用の駐車場はありません。公園周辺の道路はすべて駐車禁止であり、生活道路のため路上駐車は厳禁です。車で訪れる場合は、地下鉄南平岸駅周辺にある時間貸しコインパーキング(徒歩約3〜6分)を利用してください。
Q2:南平岸駅からの徒歩ルートで迷う心配はありませんか?
A2:南平岸駅西口を出て、線路沿いの道を南方向へ進み、スーパー「マックスバリュ平岸店」の角を曲がって坂道(HTB坂)を直進するだけで到着します。徒歩約5分の平易なルートですが、勾配が急なため歩きやすい靴を選んでください。
Q3:冬(雪の時期)に公園の斜面を登ることはできますか?
A3:可能ですが、大変滑りやすいため滑り止め付きのスノーブーツやスパイクの着用が必須です。子どもたちのソリ滑りで雪面が固められ、氷のように滑る箇所があります。転倒や怪我には十分注意してください。
Q4:水曜どうでしょうの公式グッズは平岸高台公園で購入できますか?
A4:公園周辺にはHTBの店舗やグッズ売り場はありません。公式グッズの購入やタリーズコーヒーコラボ店舗の利用は、札幌市中央区の「さっぽろ創世スクエア(HTB本社1階)」にある「タリーズコーヒー 札幌HTB創世スクエア店」併設グッズコーナーをご利用ください。
まとめ:名作の記憶を未来へ繋ぐ平岸高台公園を訪れるために
札幌市豊平区の平岸高台公園は、旧HTB本社の移転と周辺の再開発を経た現在も、色褪せることのない魅力を放ち続けています。2021年に設置された記念碑レリーフ、四季折々に表情を変える緑の芝生と白銀の斜面、そして高台から望む札幌の青空は、訪れるすべての人の記憶に深く刻まれるはずです。
聖地巡礼に赴く際は、地下鉄南北線を利用し、静かな住宅街としての環境を守るマナーを徹底しましょう。大泉洋と鈴井貴之が駆け抜けたあの伝説の斜面は、地域の人々とファンの温かい眼差しによって、これからも変わらぬ姿で未来へと受け継がれていきます。 (出典: 平岸 高台 公園(Yahoo!ニュース))